1.過去問の演習記録
本試験で6割とる
2.本試験での点数(自己採点)
3.もし次回受けるなら どう対策するか
過去問の演習記録
試験対策として、過去問演習はとても大事です。ご参考までに、私の解いた過去問の記録(試験回、解いた日付、点数)をご紹介します。
試験回 | 日付 | 点数 |
---|---|---|
第54回 | ① 5/ 3 ② 6/21 ③ 8/11 ④ 8/19 ⑤ 9/12 ⑥ 9/26 | 37点 44点 45点 記録なし 45点 45点 |
第53回 | ① 3/24 ② 6/25 ③ 8/31 ④ 10/ 1 | 37点 40点 43点 39点 |
第52回 | ① 4/10 ② 6/23 ③ 9/30 | 44点 41点 43点 |
第51回 | ① 3/26 ② 6/30 ③ 8/22 ④ 9/23 | 36点 42点 43点 41点 |
第50回試験以前の過去問は、改正点の確認に時間をとられるのが嫌だったので 解きませんでした。
本試験で6割とる
過去問演習では、満点を取れていないときも結構ありました。演習の目的は「本試験で6割を得点できる力をつけること」なので、過去問で満点をとることに こだわらないように気を付けました。(でも気持ちとしては取りたくなってしまうんですけどね。)
「本試験で6割得点する力をつけるということ」とは、気付いていらっしゃる方は良いのですが、一応言っておきますと 普段の勉強の目標を6割に設定していたら足りないです。
まず、本試験では おそらくほとんどの人が緊張します。想定しないミスを犯すこともあるかもしれません。マークする箇所が一つずれて、途中で気付いて修正しようとしたけれど時間が足りなくて 全部直せなかった、なんて話は試験には ありがちです。試験会場の雰囲気に飲まれてしまって、試験開始後しばらくの間は頭が真っ白になってしまった、なんてこともあり得ます。
私は出来る限りの対策をして試験に臨もうと決めていました。自分が過去問や過去問題集で解く問題の8割~9割は正答できるようにしておきたいと考えていました。そうすれば、本番で何かミスがあったとしても、細かい知識を要求するような問題を出されたとしても、6割は確保できるラインで堪えられそうだと思いました。
自分は貿易業界未経験ですから、

「なんか仕事で聞いたことある問題が出題された。おかげで1点増えた♪」
なんてラッキーは期待できません。
通関実務科目の話なんですが、過去問でWO、DMI、PSRの問題を見た時はつらかったです。(そういう略語について問う問題が出されたことがあったのです)

これが未経験者と経験者の違いか…
今の私ならば、「現場の人が読むような資料まで読めば良いや。知らなければ、知れば良いや。」と思えます。でもそんなこと、 勉強を始めたばかりの人には 何を見たらよいのか、どこまで読み込めば良いかなんてことは難しいと思います。
本試験での点数(自己採点)
ついでなので載せますと、私の本試験での得点(税関発表による正答から 自己採点した点数)は、38点(45点満点)でした。
第〇問 | 得点 |
---|---|
1~ 5問 | 21点 |
6~10問 | 8点 |
11~20問 | 9点 |
計 | 38点 |
やはり何回も解いた過去問と比べると、初見の問題なので 得点は下がりました。第55回試験では、合格基準として発表されたボーダーは60%(27点)でした。難問化ということを考えれば、自分よくやったなと思います。
もし次回受けるなら どう対策するか
もし次回受験するとしたら、自分ならどう対策するのか考えました。
第55回試験では、まさかの通関業法難問化でした。あんな通達から出題されるなんて、という問題もありました。でも、試験範囲は それほど広いとは思えません。過去問の演習をしていけば 出題されやすいポイントは予想がつくので、そこを抑えることに注力していれば本試験で6割得るのは可能だと思います。
次回の試験がどういう傾向となるか分かりませんが、もし自分が次回受けるならば 今年と勉強の方針は変えません。
- 過去問で出題されている問題は正答できるようにしておく。
- 通関業法を甘く見すぎない。
- 試験の直前期には、毎日少しで良いから 通関業法を対策する時間を設ける。(10分でも良い)
- 気になるときは 法令や通達まで確認する。
- 頻出の範囲は 自分で書けるようにしておく。(今は通関士試験は記述試験ではなくなっていますが、頻出だと分かっている分野は確実に答えられるようにするために 私は「書ける状態」までもっていけるようにしていました。)